31.01.2012 [写真]
何年か前にカメラ屋でふと見つけたもの。
カメラのボディーキャップに穴があいていて、レンズがついている。
キャップをしたまま写真が撮れる。
もちろんおもちゃのような代物。
そこがよい。。。。どんな絵が撮れるのかつい買ってしまう。
昔6×6のカメラのキャップに自分で穴をあけ虫眼鏡をつけて作ったことがある。
似たようなものだ。
このシリーズにはシフト機能がついているものまであった。
もちろんそれが欲しかったのだが、あいにくキャノン用は売り切れ、
仕方がなくノーマルのものを購入、が、その後シフト用は僕の前には現れていない。
昨日の朝、というよりまだ夜中、目覚めたと同時にそのレンズを思い出す。
イオスキッスに装着してロケに持って行こう。。
ということで豊橋まで、すでに車中でもずっと首から下げている。
そして撮影中もずっと、、、、、、、
とある住宅地。
暇を見つけては仕事の合間に撮影会が始まった。
明日も持って行こ!!!
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22.01.2012 [写真]
村松伸さんとの共著「アジアンスタイル」が出版されたのは1997年。
15年も前の事になった、その数年前から二人のアジア行脚は始まった。
SDの台湾特集がそのきっかけとなった。
紺碧の台灣。
台湾の最南端、墾丁に僕らはむかった、真っ青な海と蒼い空。
むせ返るような夏の台湾。
高雄、台中、台南、台北。真夏の夏を満喫した旅だった。。。。
明日は春節。
昨夜は気の早い台湾人がホテルの下の路上で花火をあげていた。
朝目覚めカーテンを開けてもそこに日は射さない。
雨にすっぽりぬれた、一日の始まり。
撮影は今日の夕刻よりなので町を歩く。
そこにはあのギラギラした紺碧の台灣の面影はない。
東京のような寒さはないが、それでも春節前の朝の町は静けさと寒さに包まれている。
植物の植生をみると、南国の面影も見られるが、、
あのギラギラした町とはほど遠い。
この雨と、人の気配が少ない町が、センチメンタルな気分にしてくれる。
十二時間後、撮影が終わってほろ酔い気分で出た町は、
爆竹と花火でにぎわう、、、
ギラギラとした、、、春節の台灣を見せてくれるだろう。
今年二度目の大晦日に乾杯。
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