19.03.2013 [都市]
昨日に引きつづき、「京都・岡崎 百人百景」下の段でございます。。。
朝ホテルのテラスでコーヒーを飲んでいた時は晴れていたのだが、
集合時間が続くにつれ雲が出始めて来たのは昨日お話しした通り、
そしていざ出発して数分経った時から雨は静かに降り始めた。
そして写ルンですの撮影は始まる。
街の魅力は十分に把握していたので迷わず歩く。
街を流れる白川沿いを歩くことに決めた。
まずは鬼門より攻める。
艮に位置する高岸橋を最初の撮影場所とした。
あとは坤にあたる三条通り白川橋を最終目標として、
ひたすら水の流れとともに歩くことに決める。
食事もとらず、街歩きと撮影をひたすら楽しむ。
が、一つの不安がずっとよぎりながら歩いていた。昔からの習慣でシャッターを押した後フィルムはすぐに巻くという癖がある。大切な一枚がポケットの中で押されてしまった。27枚撮りのカメラとはいっても2枚ぐらいは多く撮れるものと思い込んでいた。なので一枚が写っていないとしてもしかしたらあと一枚残っているかもしれない、その時は、最後は大鳥居をぱしゃり、という計画で撮影は続いた。
いよいよ最後のカット、
もしもう一枚残っていれば大鳥居、、、、
もうじき麦酒が飲める、、、、、
ということで川の最後、坤にあたる三条通り白川橋にたどりつく。
そして靴と靴下を脱ぎ、浅瀬の川の中にばしゃりばしゃり、、、、
水面近く低く構える。
いよいよ最後のカットをぱしゃりの時、
まずはフィルムを巻く、、、するするする、、、、、
フィルムはすでに終わっていた。。。。
最後のカットを撮らずに旅は終わった、、、、、、、
ふふふふ
写ルンですはなくとも、一眼レフは持っている、
だって僕ちゃんプロだもん、、、、、、
ということで幻のワンカットをずるしてぱしゃり、、、、、
かくして旅は終わり、集合場所でまず麦酒。
そして帰りの新幹線では日本酒をちびりちびり、
めでたしめでたし、だったとさ。。。。
ただし写ルンですで撮った写真、まだ実物は見ていない、、、
・
18.03.2012 [都市]
まちの未来を考えるためには、「まちリテラシー」が必要です。ということで、100人が27枚撮りのレンズ付きフィルム(“写ルンです”)を使って京都岡崎の風景を切り取る、そして街を感じる、そんなイベント。「京都・岡崎 百人百景」が総合地球環境学研究所主催のもと2012.03.04に行われた。
http://okazaki100.geo.jp/
写真家土田ヒロミさんとともに私も招待作家として参加させていただいた。それとともにもう一つオーダーが、ポスターやシンポジウム用に、写ルンですではなくいつものカメラで岡崎を撮ってくださいと。ということで三月初頭は京都の街で始まった。
岡崎でまず目につくもの
大鳥居である。
ちらりちらりといろいろなところからその姿を覗かせてくれる、、、、
その存在感はとても大きい。
さて今までいくつもの国で、いくつもの都市で、街で、村で
街歩きをしてきた僕であるがその極意を少しだけお話ししよう。
まず、自分の中で街の中心を作ること。
まだ何もわからない街の地図を白紙から頭の中に作って行かなければならない。
X軸とY軸の交差したゼロポイントとなる場所を決める。
岡崎ならばこの大鳥居が今回のゼロポイントと決めた。
そして歩き始める、
面白そうなことにはすぐに首を突っ込む、、、
ゼロからどっち方面にいまいるのか、
何となくのボリューム感でいいから感じながら歩く、
そして次に大切なのは自分を困らせる。
どこにいるのか、何となく把握しながら歩いている自分が困るように、
路地とかにはどんどん入って行くよう差し向ける、
路地の迷路に入ったらしめたもの、
しばらくは大通りにでるのをなるべくさけて歩く
高いところに行けるのならば登るべし、、、、
(ただしヤバそうな気配はなるべく早く察しるよう努めるべし)
そんないつもの街歩き作法に則って撮影会の前の二日間。岡崎を歩き、感じて、写真を撮り歩いた。
雨の中の撮影の一日目、
打って変わって晴天の土曜日の二日目、
そして3/4いよいよ大撮影会。
朝ホテルのテラスでコーヒーを飲んでいた時は晴れていた、
そして集合時間が続くにつれ雲が出始めて、
曇天の中のスタート、、、、、、、
さてどんなものを見て、どんなものを撮ったか、、、、、、、、
「京都・岡崎 百人百景」上の段、本日はここまで、、、、
次回、下の段、乞うご期待、、、、、、
・