21.11.2011 [写真]
昨日の日曜日、即興楽団UDje( )の仲間の青柳ひづるさんの音と踊りのコンサートが行われた。
成城の清楚な住宅地のはずれにその会場はあった、外見には何のことない住宅、しかし中に入るとそこは7mの天高のホールとなっていた。。。。。
ひづるちゃんのダンスとピアニストの重松壮一郎さんの即興で奏でる音楽。
ゆったりとした昼下がりの時間帯にそれは始まった。
タイトルは「希望の萌芽」
「東日本大震災以後のこの世界でそれぞれ感じていることを重ね合わせます、」とはパンフレットよりの一文。
ファインダー越しに彼女の舞を見、周りからは重松さんの音、時に僕が目にした被災地の風景が頭によぎることがある。被災地を撮り続け、ある都市の始まりとして、淡々と記録して行くというのが僕の被災地との接触の仕方なのだが、ときに車で移動していて、ちらりと見た何かに関して、とても切なくなることがある。その感覚がよみがえる時があった。
なおも彼女は舞い続ける。
やはり被災地に赴いているお二人、
「暗闇のなかの大地にも、芽が出て、希望の花が咲く。いま感じているすべてを力強く表現し、祈り、捧げます。」と語るお二人。
確かに発芽した。
その芽を大切に育てるのは各自にゆだねられている。
花咲くその時まで。
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2011-11-21 14:09
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