21.09.2010 [写真]
直接見ることができない。
皮膜が一枚かかっている。
その向こうに何者がいるのか、
何が行われているのか。
深夜の百貨店。
どちらが彼岸でどちらが此岸。
いけそうで行けないもうひとつの世界
わずかに隙間が開く、
その向こうにまたも膜に包まれた、、、、、
深夜の百貨店。
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15.08.2010 [写真]
12.08.2010 [写真]
04.08.2010 [写真]
先週の木曜、都内での撮影終了後、雨の中夜の移動。
行けるところまで、行った先でまだ呑めるようにと、
けっきょく豊橋まで移動、ちょいと呑んで翌朝渥美半島の先まで行く。
何年も前に雑誌の連載で「あかりのミシュラン」という連載をしていた時に訪れたことがある。
電照菊で有名な場所だ。
http://www.shomei-tanteidan.org/japanese/publication/michelin/vol12.html
今回はある旅館のリノベーションの撮影の為に訪れた。
前日の大雨とはうってかわっての快晴、
夏休みの旅行の様な青空の中で撮影は始まった、、、
夕刻もと遊郭だったその建物の全貌がわかるところで撮影をしようと待機。
高いところから見ると、何年も前に行った、あの電照菊のハウスが、、、、
夕日の色とあい交じり何とも艶っぽい、その先には風力発電の羽が舞を演じてくれている。
何時間後にはハウスに明かりがともるのかなと想像ははしる。
そしてショータイム。
夕日は美しい表情を見せてくれる。
夜撮影も終わり、宿で食事と酒、そして風呂、露天風呂から眺めたら、
あのハウスが光り輝いていた。
(そんな格好で、そんな状況なので写真はなし)
そして夏の一夜は終わり、翌日も夏休みの様な天気の元撮影は続いた。。。
で、いつもブログには撮影した建物の写真はあまりのせていない、
ホームページの方にのせようと言うこともあり、、、、、
でも今回はネタばらししちゃいます。
撮影に行ったのは建築家の高木達之さんが設計した井筒楼。
なかなかいい感じの宿です。
宿のホームページは
http://www.a-yado.co.jp/
ホームページに宿の写真はまだ載っていませんでした、
当たり前です、撮ったばっかりだもんね、
今なら特別料金らしいです、、、
かなり気に入ってしまったので勝手に宣伝させてもらっちゃいました。。。。
ちなみに僕が泊ったのは同じ方がやっているもうひとつの宿、「角上楼」でした。
http://www.e-yado.co.jp/
新しくできた「井筒楼」はリーズナブルに泊れるようにというコンセプトだそうです。。
高木さん、勝手に宣伝しちゃいました。。。!!
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28.07.2010 [写真]
約一ヶ月さぼっていた。。。。。
上海の写真もアップしようと思っていたり、、、
いろいろあったがさぼっていた、、、、
すみません、、、、、久々のブログです。。。。
一昨日群馬県の中之条というところで撮影をした。
町が作った交流センターの撮影、、、、、
順調にスケジュールをこなす、、、、、、、
この時期夕景を撮るとなるとけっこう空き時間(待ち時間)ができることが多い。
その場所から車で小1時間山の方へ行ったところに、重要文化財の藁葺きの民家があり、
そこの公衆トイレを昔同じ建築家が設計したと聞く。
では時間があるのでちょいと行ってみようと言う事になる。
ぱらぱらと夕立、狐の嫁入り、日射しはある。
心地よい山道からはぬれた地面から湯気が立ち上り、幻想的、
富岡家という二階は蚕を飼っていた民家がそこにあった。
最近屋根は吹き直し、白壁も塗り替えたとのこと、
真新しくなった民家は少しよそよそしい。
夕日に映えた藁葺き屋根は美しい、、、、、
が視野の左端になにか気になるものを察知
元藁葺き、その上から金属で覆った屋根、
風情のある藁葺きも良いがこちらの方が気にかかる、
ガンダムにも似た屋根、
これもまた日本の風景。
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24.06.2010 [写真]
写真展、三日目。
いろいろな方が見に来てくださっています。
皆様ありがとうございます。
会場に来てくれた知人の美術家の方と会話をしていたとき、
僕にとって写真でいちばん大切なのは街を歩いて景色と対面し、
写真を撮っているとき、体が動いているときがいちばん心地よく、
次はそれを紙に定着させるとき、現像する時。
出来上がったものはすでに僕からはなれたもの、
あとは見てくれる方々のものになり、そこからまた違う世界が現れると思っている。
という様な事をもっとつたなく会話した気がする。
で今回試みたい事、それは、
隙間の時間、誰もいないギャラリーで、
もう一度観客として自分の写真を見てみたいと思っている。
明日は19:00よりパーティーです。
本当にささやかではありますが、
お時間ある方はぜひお越し下さい。
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